アスファルト、コンクリート、セメントの違い…
車に乗ったらわかるかも!

道路の舗装や建築物に使われることが多い、

  • アスファルト
  • コンクリート
  • セメント

どれも耳にしたことのある言葉だと思いますが、
違いはわかるでしょうか?

自分は全然知らなかったのですが、
その違いを知ってからドライブしてみると、

あぁ~、なるほど!

となりました!


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まず大雑把な言い方をすれば、

コンクリート』を作る材料となるのが、
アスファルト』や『セメント』です。


「コンクリート」とは、

    砂利などの骨材と呼ばれるものを、
    ペースト状の材料で結合させたもの

なので、
「骨材」を結合させるためにアスファルトやセメントを使う
というわけですね。


道路の舗装で言うと、

アスファルト舗装コンクリート舗装

という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、


「アスファルト舗装」とは、

アスファルトを使ったコンクリート(アスファルトコンクリート)で
舗装している、という意味で、


「コンクリート舗装」とは、

セメントを使ったコンクリート(セメントコンクリート)で
舗装している、という意味です。



それでは「アスファルト」と「セメント」は何が違うのか?
ということですが、

アスファルト
 ⇒ 原油に含まれ、炭化水素を主成分とするもの

セメント
 ⇒ 石灰石、粘土、珪石(シリコンの本来の姿)、鉄などの原料を混合して作られるもの

です。


つまり簡単に言うと、

    アスファルト ⇒ 油
    セメント ⇒ 色々混ざったもの

だということです。

そしてコンクリートを作るときには、
アスファルトやセメントを加熱して溶かし、
上の方でも書いた骨材と混ぜるわけです。


コンクリート、アスファルト、セメントの違いは?

と聞かれれば、
そんな感じで答えればいいのではないでしょうか。


続いて、「アスファルト舗装」と「セメント舗装」の見分け方!

これらの決定的な違いは、です。

    アスファルト ⇒ 黒色
    セメント ⇒ 灰色に近い色

をしています。

なので昼間に地面を見たら、
どちらの舗装かすぐにわかります。


また、車で走りながら走行音を聞いていると、

    アスファルト ⇒ セメント
    セメント ⇒ アスファルト

というように、舗装が変わる瞬間がわかります。
(特に高速道路を走っている時はわかりやすいです)


アスファルト舗装とセメント舗装の特徴の1つとして、

    アスファルト ⇒ 継ぎ目が少なく、走行音が静か
    セメント ⇒ 継ぎ目が多く、走行音が五月蝿い

というのがあるので、
高速道路を走っていて、
急に静かになったと思ったら、

それはセメントからアスファルトに舗装が変わった瞬間です。


どちらかの舗装が圧倒的に多いということもなく、
あちこちで両方とも使われているので、
そんなことも気にしてみると面白いですかもしれませんね。


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