寒い季節になってくると、
温かいお茶が飲みたくなってきます。
日本人たるもの寒い冬にはこたつに入って、
ミカンと温かいお茶です(笑)
自分でお茶を入れることがなかったので知らなかったのですが、
粉の状態で売ってあるお茶には2種類あるんですね。
いわゆる『粉茶』と『粉末茶』です。
そんな2つの違い...
知っていたらどこかで役に立つかも!?
粉茶とは、
茶葉から煎茶(緑茶の一種)を作る工程の仕上げの際、
形状を細かくし過ぎてしまったもののことです。
いわば訳あり商品というわけですね。
その分、煎茶と比べて価格も安いものが多いです。
それでも、元の茶葉は同じものを使っていて、
製造工程も煎茶と変わりないので、
品質は煎茶として売られているものとさほど変わりません。
それどころか、
通常の煎茶よりも形状が細かいため、お湯に茶葉の成分が溶け出しやすく、
短時間で味の濃いお茶を入れることができます。
しかし、茶葉なのでお湯に溶けきることはありません。
そのため、
- 目の細かい「茶こし」や「お茶パック」などが必要
- 煎茶と違い、1、2煎目で味が出切ってしまう
ということに注意です。
それでは粉末茶とは?
その名の通り、茶葉を粉末にしたものです。
回転寿司屋さんに置いてあるような、
パウダー状のお茶が「粉末茶」です。
粉末茶はお湯に溶けやすく、茶殻が残りません。
つまり、茶葉の全てを余すところなく頂けるわけです。
「煎茶」は、
カフェインや、ポリフェノールの一種であるカテキンなどを豊富に含み、
健康に良いものだとされていますが、
含まれる栄養素には水に「溶けるもの」と「溶けないもの」があり、
普通に茶葉から淹れてお茶を飲む場合、
約70%の栄養素は茶殻に残ってしまう
そうです。
その点、粉末茶なら通常は茶殻と一緒に捨ててしまう栄養素も、
無駄なく摂取できるということで、
健康に良い煎茶を、より健康的に飲むことができるわけです。
NHKのためしてガッテンでは、
- 通常の煎茶を粉末状にしてから、お湯に溶かして飲むことで、
カテキンや他の栄養素の吸収率が格段に上がる
ということが放送されていた気がします。
その中で、煎茶を粉末状にするために使っていたのが、
コーヒーミル
だったのですが、
煎茶を粉末状にするための、
お茶ミル
というものも売られているようです。
これを使えば、
煎茶を粉末状にして普通に飲むだけでなく、
料理に加えてアレンジすることもできますね。
もちろん、わざわざ「お茶ミル」を使って、
煎茶を粉末にするのが面倒なら、
元々茶葉を粉末状にしてあるものも売られているので、
それを使えば、湯呑みに粉末茶を入れてお湯を注ぐだけで、
手軽に、より健康的なお茶を飲むことができますね。
⇒ 楽天で粉末茶を探してみてください!
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